市場だより

MARKET

2025年2月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2025/02/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

神奈川県:安定した生育・数量での出荷が見込まれる。等級比率については今までは細物比率が高い傾向であったが、2L比率も上がり太物に寄ってきている。 販売については関東主力の販売となるので、相場については堅調な販売を見込む。

千葉県:昨年は暖冬の為、価格は低迷。本年は干ばつ傾向からの回復の為、数量は追いつくも価格は高値基調。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

埼玉県:L玉中心の出荷。例年並みの出荷量となり、2月中旬から連日出荷になる。

熊本県:八代地区トマトは面積の減少と作柄不良(着果不良)が続き実績減少してます。2月の収穫段数は10~12段見込みで小玉が増量する中で全体減の予想です。

静岡県:生育については着果は良好。玉数も3~4果ついており、玉肥大も良くL玉中心の安定出荷が続く見込み。植え替えの生産者も3割いるため、1月よりは全体数量は減少となる。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

茨城県(JAなめがたしおさい波崎):温室ピーマンは年々出荷量は減少気味。重油等の値上げが大きく響いている。作柄は悪くないが面積、生産者数が減少している為、西物産地が価格を見ながらの販売になってしまう。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

千葉県:1月に比べ太りがよく、LL中心の出荷に変わるが千葉県や他産地も同様に年内から不作傾向の中出荷量は前年の95%。価格についても前年より高値が予想される。

栃木県:昨年からの天候不良による成育不良や肥大不足から回復傾向ではあるが、平年並みまでは届かず、減少傾向が続く見通し。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

福岡県:旱魃の影響で少々遅れていたものが上旬出荷増。中旬以降出荷生産が終わる生産者も増えてくる予定で、月後半に入荷が減る見込み。

茨城県:低温・旱魃で少々遅れ気味。天候と気温次第ではあるが、中旬以降早い作型が増加する見込み。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

埼玉県:2月中旬入荷予定も、例年より気温が高いことから10日前後の入荷予想。ただ重油が高いため焚き渋りにより不安定な数量が予想される。

千葉県:出荷量及び作付面積は前年並み。重油の高騰により、半促成作は定植を遅らせたため2月中旬ごろまで出荷量がまとまらない見込み。単価は昨年より高値が予想される。

宮崎県:節分による需要が終息し、高値の反動から安値の出回りが増えるも、夜温が低い状態は中旬ごろまで続く見込みの為、出荷量は前年並みからやや減少で推移する見込み。下旬以降は、気温高に転じれば増加傾向になり相場は軟調になる見込み。

茨城県(常総ひかり):例年通り、1月中旬ごろ出荷開始。ピークについても例年通り2月下旬~3月上旬に迎える見込み。

茨城県(北つくば):出荷開始については、例年に比べ1週間ほど早い。ピークについても若干早い2月中旬ごろと見られていたが、朝晩の冷え込みにより現時点では例年通りの2月下旬~3月上旬の予想。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

群馬県・埼玉県:作柄はほぼ平年並みの見通しです。干ばつ傾向ですが、気温の上昇とともに数量増の見込みです。販売見通しはFG袋・120円前後の見込み。

千葉県:作付面積は前年並み。本年は2月に出荷がピークとなり、トンネル、ハウス作が全盛になる。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

千葉県(JAちばみどり銚子):不作傾向からは回復基調。気温の上昇とともに数量もやや増量傾向。

愛知県(JAあいちみなみ):前年の80~90%程度の出荷数量を見込む。6玉の比率は低く、8玉中心の見込み。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

茨城県:シーズンを通して小玉傾向であったため、前進出荷となり秋冬作の残量はわずかとなる。春作については順調ではあるが、秋冬作の切り上がりの速さによっては春と秋冬作の端境が発生してしまう見込みがある。販売については数量少ない中での販売になるので、堅調な販売が続く見込みである。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

千葉県:小玉傾向が続く中、圃場消化も進み残量が少ない状況。また、春作の作業もある為2月中旬、出荷量減の見込み。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

栃木県・高知県:天候も比較的安定しており、日照もあることから生育状況は良好。実もしっかりとついており上旬については昨年よりも多めの出荷が予想される。中・下旬については昨年並みの出荷で見込んでおります。販売環境については年内が高単価で推移した影響も受け特売等を組みづらく、また売り場も縮小傾向であったことから苦しい販売が予想される。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

北海道:作付面積は前年並み。残量が少なく、例年よりも終了が早い見込み。

鹿児島県(JA鹿児島いずみ):前年は大玉で推移したが、本年の現況ははL中心のM、Sと小玉傾向となっている。

鹿児島県(JAあまみ):植付時の高温と豪雨により生育遅れが見られる。2月より3月の出荷が多くなる見込み。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

北海道:系統取扱い計画:32000トン・前年比98%。L大、L中心の昨年と比べ若干小玉傾向の入荷見込み。

静岡県:昨年と比べ2Lサイズの比率が多くなく、L・M中心の推移が見込まれる。

 

 

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