MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
千葉県:概ね、昨年と変わらず、2L中心で正品率も高くなる。価格も前半で1000~700円、後半で、800~600円の予測。
神奈川県:夏場の天候により、出荷始めについては数量が不安定であり、等級についても細物の見込みである。販売は、関東産が出揃い、相場は軟調に推移する見込み。
トマト
作柄概況・販売見通し
青森県:入荷無し。
熊本県:令和6年産の熊本トマトは、面積減少、352ha(前年370)95%で計画のなか、定植後の高温、乾燥傾向の為、着果が悪く1段から3段目までは小玉中心で、昨年より少ない出荷見込み。現在のところ、4段以降は順調見込みで、11月下旬頃からは、増加見込み。
山梨県:生育状況は、S玉が多く箱数がまとまっていることから、少なめの出荷となっている。相場としては熊本産の出荷量によるが、高単価で進んでいる為、徐々に落ち着いてくると予想。
静岡県:作付面積は、前年98%。定植後の高温の影響により、着果が悪く小玉傾向での出荷。中旬~下旬にかけては、生育回復しL玉の肥大も良くなり、L・M中心で数量も増加してくる見込み。11月から九州産地、愛知県産ともに数量が増加してくる見込み。価格は、緩やかに下がってくる見通し。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県:夏場の高温が影響しているため、10月まで入荷量は、あまり多くなかった。11月は例年でいけば、入荷量も増えてくる見込み。秋物と、温室もの両方の入荷がある。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
栃木県:夏場の高温、多雨により病害が多発しており、太物の発生比率が低く、収量も減少傾向。下旬には平年並みに、回復する見込み。
岩手県:上旬気温も下がってきて、生育回復が見込まれており、太物も増えてくる中、2L中心での出荷が見込まれる。中旬以降は、L中心での出荷が続き、だんだんと数量も減ってくる見通し。販売については、例年並みの販売見通し。
レタス
作柄概況・販売見通し
茨城県:JA岩井、11月上旬ピーク、中旬まで数量有り。下旬には、少々前進したため、終盤に入る。JA北つくば結城、少々前進傾向、大玉、2L中心の出荷。今後の天候、気温で変わるが中旬まで順調。下旬から少々小玉に変わる見込み。
静岡県:JA遠州夢咲、9月~10月の気温高から例年より遅れての定植。11月中旬から、出荷開始となるが、大玉傾向。天候、気温で変わるが、下旬以降落ち着く見込み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
埼玉県:抑制胡瓜はほぼ終了。晩抑、越冬中心の入荷で、数量は前年並みを予想。ただ定植時期の気温が高く根の張りが悪いことから、不安定な出荷も見込まれる。
茨城県:例年と変わらず、11月上旬頃から促成作、加温作への切り替えを行う生産者が増える為、徐々に数量が減少していく。促成、加温については、早くても12月中旬頃からの出荷となる見通し。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
千葉県:夏場の高温により作付が出遅れ、数量が前年より減少の見通し。販売見通しは、高値安定が見込まれ、数量が出る下旬頃は売り込みを強化し、相場も落ち着いてくる見通し。
群馬県・埼玉県:作柄は今までの高温の影響などで、遅れていた作物が、出荷されるため、全体的には平年並み~やや多めに推移する見込み。販売見通しは、FG袋、120円~100円あたりの見通し。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
千葉県:JAちばみどり、10月は天候の影響により、生育の遅れ等が見られ、出荷量は減。11月においては、月初めは高単価、徐々に軟調な相場展開へと移行する見通し。
JAちば東葛、11月出荷ピーク。東北、群馬等の産地がほぼ切りあがる中で、千葉、茨城、愛知、主力の出荷へ。東葛地区においては、作柄やや不安定。
はくさい
作柄概況・販売見通し
茨城県:8月から9月の気温においては、例年の平均気温を上回る高温推移であり、盆明け以降、ゲリラ豪雨もあり降水量も多く、そのため圃場によって植え直しや不揃いな圃場もあったが、その後の天候は安定し、定植は順調に進んだ。作付については、ほぼ平年並みである。販売については、先行産地である、信州、北海道の出荷終盤となり、数量が減少しているが、10月でも汗ばむ陽気であり、11月中、本格的に冬シーズンを迎えるまでは、軟調な見込みである。
にんじん
作柄概況・販売見通し
北海道:前年並みの終了期。11月5日~11月10日頃、終了見込み。
千葉県:高温、多雨のため遅れていたが、9月以降の天候により、平年並みの近くまで回復している見込み。
なす
作柄概況・販売見通し
栃木県・群馬県・高知県:夏場の高温と天候不順から、きり上がりが例年よりも10月から2週間早い見込み。11月上旬、中旬でほぼ出荷が終了。下旬にかけては残量が少し出る見込みである。高知県産については、概ね順調で、安定した出荷が見込まれる。販売見通しとしては、売り場も縮小、単価も例年並みではあるが、需要が少なく苦戦した販売が予想される。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
北海道:全体的に前年並みの出荷が予想される。11月出荷計画、男爵6.310t、メークイン3.660t、茸色系2.960tその他品種で、1.790t。計14.720t、前年は、14.020t。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
北海道:系統取り扱い計画、4万5千t、前年比115%。規格流れ、L中心の入荷見込み。平年と比べ、若干小玉傾向。