市場だより

MARKET

2024年10月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2024/10/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

北海道:10月20日頃が終了予定。
千葉県:生育順調。正品率は70%~80%の見込み。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

茨城県:終盤期となり、10月中旬以降は数量減となる。販売は絶対量不足から、高値安定の見込み。
群馬県:入荷無し。
山梨県:10月中旬出荷見込み。作付は例年並み。生育状況も悪くなく、例年並みの出荷数量見込み。
岩手県:終盤に向かっており、中旬に一時的な数量増があるが、全体的に小玉傾向での出荷見込み。
静岡県:定植時の高温の影響を受け、1段目、2段目の着果が悪く上旬、中旬については、数量は少ない見込み。下旬から数量は安定しての出荷見込み。
熊本県:八千地区は面積減少予定。定植は昨年同様行われるものの、高温の影響もあり、特に低段は着果少ない見込み。10月上旬より出荷予定。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

岩手県:ピーク過ぎて、10月上旬~中旬にて出荷終了を見込んでおり、後続産地(関東産地や、南西暖地)へシフトしていく。相場は、前年並みも他産地の数量増減によっては、高値維持または、前年を下回る可能性もある。
茨城県:秋物ピーマン、9月は高温の影響により、変形や、やけど等が多く発生した為、B品または、出荷できないものが多かった。10月は気温も下がり、品質が良くなってくるので、安定した出荷が見込まれる。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

北海道:ほぼ昨年並みの出荷も、若干病害の発生が見られる。後半は、太物が増えてくる予想。
栃木県:夏期の高温及び多雨の影響により、病害が多発している。圃場によっては、30%~50%の被害が出ており、大幅減となる見通し。
秋田県:作柄については、夏作から秋冬作に切り替わるタイミングであり、数量については、不安定となるが、下旬にかけて増加し安定していく見込みである。販売については、引き続き東北県産主体となる為、堅調な販売が見込まれる。
岩手県:作付面積は、95%と減少。稲刈りの為上旬の出荷量は不安定で少ない見通し。中旬以降は、稲刈りもおわり、安定出荷が見込まれる。L中心ではあるが下旬に向かい太物も増えてくる。販売については、潤沢な取引きがされる。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

茨城県:JA岩井では、定植時期である8月~9月高温多雨影響があり、少々遅れ気味。10月に入り、上旬から少々増加して下旬から11月上旬にピークのの見込み。JA北つくば結城では、定植時期である8月~9月高温多雨影響で、出荷始めの9月下旬の品質が少々不良になる予想。10月以降11月上旬、ピークになる見込み。
長野県:JA佐久浅間では、現地は日々気温も下がり、終了する生産者もある。終盤に入っているので、日々減少傾向。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

茨城県:北つくば、常総ひかり共に生産者数、面積変わらず。例年に比べ、9月下旬の朝晩の冷え込みが強く、数量が伸びないが、10月に入れば次第に回復する見通し。
山形県・福島県・埼玉県:9月下旬の降雨、低温の為、抑制、晩抑胡瓜。10月上旬は不安定な出荷見込み。中旬以降は、越冬胡瓜出荷予定。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

栃木県・群馬県:8月、9月の高温の影響の為、作付時期が昨年同様、遅れた為、10月中旬以降、数量がまとまる見込み。販売見通しは、FG袋、150円~120円の間で推移する見込み。10月前半、150円くらい、10月後半130円~120円くらいの見通し。
岩手県:作付面積は前年の98%。気温が高い時期の定植の為、上旬の生育はあまり良好でなく数量も少ない見込み。気温の低下と稲刈りも終わってくる中、中旬以降については、生育も回復し、数量も増加してくる見通し。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

群馬県:天候の影響により、やや前進傾向。生育そのものは順調で、L級主体も出荷見通し。
千葉県:10月中旬よりある程度出荷量がまとまる見込み。定植遅れの圃場もあるものの、概ね生育は順調。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

長野県:9月下旬までの高温の影響により、産地でのロスが多い為、出荷数量は多くない状況。10月はJAによって終了に向かっていく為、数量が減るので、単価は上がる見込み。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

北海道:前年、品種低下により商品歩周り悪く入荷減、単価高。本年はM・L中心で、順調な生育及び、前年より多い出回り見込み。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

茨城県:数量は、前年並みの見込み。出荷では、10月中旬以降は減少傾向となる。販売は需要期から外れ、現状の単価より安値となる。
栃木県・群馬県・高知県:夏場高温と台風10号の雨により、圃場のダメージも大きく、月初めはあまり多くない見込みである。その後については、着花不良もなくダニ等も防除されており、生育順調であることから増加する見込みである。販売見通しについては、ほかの野菜も多くないことから昨年よりも若干良い動きで展開すると見込んでいる。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

北海道:8月~9月中旬での早だし馬鈴薯は、小玉傾向で反収悪く、出回り量減。9月中旬以降の一般馬鈴薯は、肥大も平年並みに生育。十勝地区においては、特にメークインは、小玉傾向のままで反収減見込み。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

北海道:系統取り扱い計画。10月生食5万6千t、前年比110%。サイズL大中心の見込み。

 

 

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