市場だより

MARKET

2024年5月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2024/05/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

千葉県:概ね千葉県大根は、昨年と同じ作付面積、春先からの前倒しも含めて、切りあがりは早くなるか。

青森県:青森大根は下旬から本格スタート。

茨城県:出荷はじめが3月下旬ころだったので、切りあがりも早く5月中旬頃より減少していく見込みである。4月下旬ころより太めの等級が増えてきた。販売につきましては、全体数量もないので堅調な販売が見込まれる。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

埼玉県:玉流れは、L、M中心。生育は順調なため連日出荷予定。相場は横ばいで進むと予想。

熊本県:気温高推移の中で前進出荷傾向。4月天候不順(雨等)の日が多くハウス内の温度高く病害玉の発生もあり、又M玉中心で箱数が伸びない見込みです。

静岡県:長段取りについては、小玉中心の出。植え替えの生産者の出荷が始まり、大玉傾向。
2L、L中心の出荷。中旬に1回出荷ピークを迎え、下旬より順調な出荷が続く見込み。各産地中旬頃から数量が増加見込みで、販売苦戦が予想される。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

茨城県(JAなめかたしおさい波崎):4月は、朝晩の気温が低かった為、産地も思っていたよりも出荷量は少なかった。5月気温も上がってくるので、天候にもよるが、順調な出荷が見込まれる。又、ゴールデンウィークがあるので連休明けは入荷増が予想される。

鹿児島県:天候不順で4月については数量減少でしたが、5月上旬、中旬については、着果生育ともに良好で出荷量も安定する見込み。出荷は5月いっぱいで終了となる。上旬については、関東・高知・宮崎・九州産地についても数量は増加の見込みで販売苦戦の見込み。下旬については、単価を下げた中での販売となる。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

茨城県:数量については例年並みとなっており、出荷はじめは太めの2Lサイズ寄りの出荷見込みである。
販売につきましては、秋冬・春作と他産地も終わり夏作がメインとなる為、安定した販売見込みである。

千葉県:春葱は終了期に入るが、当初は抽苔が早い予想でしたが、昨年と比べ遅く、出荷はまだある予想。夏葱は2重トンネルについては4月12日ころ初出荷があったが、量的に増えるのは、5月中旬頃になる見込み。単価については前年並みの予想。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

茨城県(岩井):前進出荷の為終了。

茨城県(結城):3初夏どりが変わりました。少々質が良くないものもあり、やや前進出荷。 中旬以降は減少見込み。

長野県:3月の雪、低温でやや遅れ気味。中旬以降増加見込み。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

埼玉県:3月、4月の天候不順の為、不安定な出荷が続いているが、無加温タイプが主力の販売となり気温が高くなれば、例年通り5月上旬~中旬にかけてピークの見込み。

茨城県:3月下旬から4月上旬まで朝晩の冷え込みの影響を受け、1週間から10日ほど遅れている。中旬頃より天候も安定し温暖な気候となっているため、5月中旬頃にピークを迎える見通し。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

作柄は、平年並みの見通しです。気温の乱高下があるので、出荷時期、タイミングによっては、数量の増減がありそうです。販売見通しはFG200g、120円前後の見通しです。

岩手県:作定植後からの天候不順はより1週間ほど生育遅れがみられる。中旬以降は、数量もまとまり、安定入荷となる見込みです。
関東産地ロジものの出荷量次第では、販売苦戦となるが、ハウス物については潤沢な販売がつづく。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

神奈川県、千葉県、愛知県主力の入荷。三浦については5月中旬から、本春キャベツから中早生キャベツに移行する。
作柄は順調であり、前年並みの入荷が見込まれる。販売は春キャベツの切りあがりが若干早い為、中早生との切り替えがスムーズとなり、大きな出荷の重なりもなく、前年に比べ高値が予想される。

千葉県(JAちばみどり銚子):5月序盤は、「YP青春」「錦恋」といった品種。徐々に「初恋」が主力へ。数量的には、昨年よりやや減少の可能

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

茨城県:出荷が遅れていた分後半に数量がまとまり、安定した出荷となっている。等級につきましては、4玉寄りの出荷となる。
販売につきましては、5月下旬ころに入荷する信州産が若干の遅れもあるので、茨城産については堅調な販売見込みである。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

生育期の干ばつによる肥大不足、又3月の降雨によるシミ、腐れ等の発生にあり、一反あたりの収量は少なく、4月下旬ころからのピーク予想も降雨により不安定入荷です。
5月下旬に7割の出荷が終了見込みで、計画対比を下回る。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

栃木県・群馬県:高知県産からの切り替わりが徐々に行われている。しかし、西が6~7割関東産が3~4割といった転回が続いている。また、6月中旬から関東産へ変わっている。本年度は、現在冬場からの高値で推移しており、出荷量も大きな山がなく出荷量については各県昨年をやや下回るところが多かった。6月については、だらだらした出荷が予想されるが、ロジ物が例年よりも早い出荷となっている。ピークは天候次第ではあるが15日~20日頃になると予想される。相場については完全に西から移り変わった時に西物をカバーする量がないことから高騰する可能性あり。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

静岡県:3月上旬の霜害及び曇天低温により、やや生育遅れがみられる。特に、トンネル、白マルチ栽培に影響あり、6月上旬より増量見込み、4200tの計画できた。

長崎県:4月中旬より出荷が始まると、曇雨天が多く、収穫がまず、出荷遅れの為5月上旬以降増量出荷見込み。

鹿児島県:4月中大玉傾向だが5月以降はやや、小玉傾向になる見込み。20日頃まで多く、以降減少見込み。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

全体的に降雨等により、玉肥大が進み大玉傾向の見込み。

 

 

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