MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
千葉県:秋冬のピーク時期だが、10月~11月から多少前倒し傾向。年末近くには相場は反発する。
神奈川県:出荷時ではL、M等級割合が高くなると予想されていたが、10月と11月の天候もあり2L中心の出荷となっている。12月中も2L中心の出荷が続く見込みである。販売については、年末もあるため中旬ごろまでは軟調な販売となりそれ以降については相場浮上見込みとなる。
トマト
作柄概況・販売見通し
熊本県:順調な生育良見込みで平年であれば5段収穫だが、本年は前進傾向で小玉中津の昨年より玉太り良好予想。等階級が上回る分1kg単価見通しが上がる。
静岡県:生育は順調で着果も良く、L中心の安定出荷が続く。病害虫の発生も例年よりは少なく、加温もしっかりし着色を回しての出荷となる。出荷のピークは中旬にあるが例年よりは数量の山は低いと予想される。 販売については九州山地の出荷数量に左右されるが堅調な販売が予想される。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県(JAなめかたしおさい波崎):秋物ピーマンは年内で出荷が終了する為、上旬から下旬にかけて入荷量は減少してくる見込み。温室ピーマンは油の単価が高いため昨年よりも作付面積は減少している。
鹿児島県:台風や病害虫の被害等もなく生育は順調。出荷もバラ4割袋6割と安定出荷が見込まれる。上旬までは茨城産・高知産・宮崎産とともに出荷数量があるため、厳しい販売が見込まれる。中旬以降は数量も落ち着き販売面・単価面ともに少しは回復した販売が見込まれる。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
栃木県・新潟県:夏場の高温、干ばつにより肥大が進まず2~3週間程度の生育遅れとなっている。年末需要期にも回復せず、入荷減の見通し。
千葉県:夏場の高温、干ばつの影響で生育遅れ、またその後の雨不足で土寄せが出来ず出荷が3週間以上の遅れ。東北産地の切り上がりも多いことから関東産の出荷遅れがあるためか価格については昨年より高値予想。
レタス
作柄概況・販売見通し
茨城県(北つくば結城):10月~11月前進出荷であったため終了が早まる。朝晩の寒さもあり少々小玉傾向。
静岡県(JA遠州夢咲):12月前半大玉出荷であるが中旬から下旬にL・2L中心に増量見込み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付面積は昨年と変わらず。10月~11月も順調な定植と生育により年内は堅調な出荷が見込まれる。
埼玉県:晩抑制、越冬胡瓜終盤に入り、秋以降高温続きの為、例年より切り上がりが予想される。晩抑、越冬ともにJA埼玉ひびきの児玉は、12月25日前後での終了見込み。
宮崎県:天候良好により、実太り良く出荷量も安定する見込み。相場は各産地の出回りも多いため、12月通して大きな相場の波はない見込み。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
群馬県・埼玉県:作柄はハウスものの作付が前年の8割くらいのため、ハウスものはやや少なめで露地ものは平年並みの見込み。販売見通しはFG200gで12月前半で120円前後、12月後半で130~150円、年末は200円前後の見通し。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
神奈川県:愛知、千葉主力の入荷。上旬までは遅れ気味であったが中旬以降は順調な入荷が見込まれる。各産地の作柄は良好であり、年内については天候次第ではあるが安定した入荷が予想される。
千葉県(JA千葉みどり銚子):生育は順調で8玉中心。月量3万ケース程度の出荷見込み。
愛知県(JA愛知みなみ):春系3割、冬系7割の品種構成。生育は順調。
はくさい
作柄概況・販売見通し
茨城県:生育については10月、11月と天候も良かったため当初遅れていたが順調な出荷に戻り若干前進傾向とまでなっている。販売については、年内いっぱい数量については安定的となり堅調な販売となる見込みである。
にんじん
作柄概況・販売見通し
千葉県:M、L中心の出荷が続く見込み。最終販売日12月26日。12月上旬はやや減少見込み。20日以降は増加が見込まれる。
なす
作柄概況・販売見通し
高知県:天候次第ではあるが概ね順調な生育状況である。
栃木県:定植時の高温から植え直しをした生産者も一部おり、若干出荷量に影響もある。
荷動きについては例年通り上旬が高値で推移。中旬ごろ落ち着き下旬については例年通り動きが鈍いか少なく、高騰するか微妙な荷動きになる見込み。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
北海道:小玉傾向が続き、L、M中心の入荷。12月23日で年内販売分終了。25日以降年始分が入荷。1月は、11日以降より入荷見込み。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
北海道:系統取扱い計画は生食12月 3万5000トンで前年比77.3%。サイズはL大とL中心の入荷見込み。