MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
青森県:作付け面積は、前年並み。生育は順調で肥大も良好。本年は暖春の影響で出荷スタートは早い見込みだが、数量は概ね前年ペースとなる。比率はL中心と予想。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
千葉県:作付け面積は、前年並み。3月以降の気温上昇と適度な降雨により生育は進んでいる。本年は暖春で前進傾向の為切り上がりが早い予想。2L中心の出回りとなるか。
トマト
作柄概況・販売見通し
岩手県:作付け面積は前年比101%。生育は順調。等級は2L・Lの大玉中心の出荷。6月中旬よりスタート。数量は下旬に向かって増加していく見込み。
埼玉県:玉流れはL・M中心の出荷。数量的には6月中旬までは横ばいで推移する予想。終了期は7月の上旬を予想している。出荷量は、前年並みの見込み。
静岡県:上旬については大玉中心。等級2L・Lの出荷が続き中旬以降は小玉傾向へ徐々に移行し数量も減少していく見込み。
熊本県:作付け面積は、前年並み。生育速度は平年並みだが、病害(トマト黄化葉巻病、トマト黄化病)の発生が見られる。気温が高めに推移したため前進出荷傾向。6月下旬までの出荷計画では6月上旬に増加予想。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県:春物(無加温)が出荷最盛期の見通し。温室物(加温)の作付けが減少している為春物(無加温)が増加する予定。天候・気温にもよるが、順調な入荷予定。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
茨城県:5月の連休明けより初夏ネギの出荷がスタートし6月中旬まで続く見込み。それ以降夏ネギとして本格スタートしていく。5月中旬より太物比率が高く作柄が変わる時期まで太物中心の出荷となる。販売については他県産や他地区の出荷はあるものの数量については本産地がメインとなる為堅調な販売となる見込みである。
レタス
作柄概況・販売見通し
茨城県:出荷開始から前進傾向であり降雨の後の気温が上がった為大玉傾向。例年よりもやや早めの切り上がりとなる見込み。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
長野県:作付け面積は、前年並み。4月の気温が高く、適度な降雨もあり例年より前進傾向での出荷開始。やや大玉傾向2L・L中心でしばらく出荷見込み。上旬から増量見込み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
福島県:作付け面積は、前年並み。4月気温が高くハウス胡瓜は順調に生育している。5月後半から6月上旬は天候にもよるが1回目のピークを迎える見込み。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
茨城県:加温作については例年6月10日頃出荷終了となるが、今年は少し早まり5月下旬頃に終了する見通し。無加温については例年通り6月上旬頃ピークを迎え中旬頃から徐々に数量が減少していき7月上旬には終了する見通し。
埼玉県:作付け面積は、前年並み。好天の影響から良好な生育。加温・無加温ともに終盤に入り6月20日頃に切り上がる見込み。5月、6月例年以上に気温が高く推移することから成り疲れも予想される。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
岩手県:気温も上がり、生育は順調。中心等級はAM。出荷ピークもなく安定出荷が続く。関東産地、ハウス・露地の出荷量によっては販売が左右される。
栃木県:作付け面積は、前年並み。生育は順調。作柄は平年並みの見通し。作付けについては人手不足により若干減少している。販売見通しはFG90円~120円程度の見通し。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
茨城県:作付け面積は、前年並み。3月~4月の気温がやや高かく、適度な降雨もあった影響により生育は前進傾向。作付け面積は前年並みから地域によってはやや増加傾向。出荷量は前年並みからやや増の見通し。
群馬県:作付け面積は、前年並み。霜害により生育にやや遅れあり。6月下旬頃より出荷開始。生育は順調。平年よりやや前進傾向。作付け面積は前年同様。出荷量は前年並みの見通し。
千葉県:作付け面積は、前年並み。3月以降の気温上昇と適度な降雨により生育は進み、収穫が前進している為、6月上旬をピークに徐々に減少。品種「初恋」を中心とした出荷。7月上旬で出荷終了見込み。
はくさい
作柄概況・販売見通し
長野県:作付け面積は、前年並み。例年よりも気温が高く少し早い出荷流れとなっているが、夜温との気温差もあり概ね例年通りの生育となっている。6月中旬頃から本格的な出荷となってくる見込み。
にんじん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。生育順調。L中心の入荷見込み。一部、低温・乾燥により播種が遅れたが生育期の気温が高めに推移。生育はやや早~平年並みとなっている。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
なす
作柄概況・販売見通し
茨城県:高知県産主力から関東産主力となる切り替え時期。群馬・栃木ハウス物に加え露地物の出荷が始まる。露地物については天候に恵まれ10日程度前進傾向となっている。5月中旬からの出荷が見込まれる。販売については西物が終盤となり関東物が前進傾向となるが西物をカバーするだけの数量は無く、量販店等の特売の企画次第では高単価となることが予想される。
栃木県:高齢化に伴い生産者減少である事から面積も減少。出荷量は昨年を下回る見込みである。露地作については定植時期がゴールデンウィーク前から明けにかけて行われるが天候次第では若干遅れるということで6月中旬から7月上旬にかけて数量が出てくる見込みである。ハウス物については切り上がりが早く数量的には横ばいからやや減少見込みである。
群馬県:ハウス物の中心の出荷。早ければ上旬頃から露地作が始まる産地もある。月後半にかけて露地作は増加、ハウス物は横ばいからやや減少。昨年と違い日照もあり気温も高めであることから着果状態も良く生育良好である為昨年並みから多めの出荷が見込まれる。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
長崎県:作付け面積は、前年並み。生育順調。大玉傾向。7月上旬で終了見込み。6月中旬13,000t~15,000tの予想。植えつけ後に寒害があったが、その後の好天により生育が進み、例年より前倒しとなっている。
静岡県:作付け面積は、前をやや下回る。生育順調。L中心で大玉傾向。病害虫も少ない。3月以降の好天生育順調。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
茨城県:早生の入荷ピークを迎え2L・L中心の入荷が見込まれる。
大阪府:中生種の入荷2L・L中心の入荷が見込まれる。
佐賀県:作付け面積は、前年並み。中生種の入荷が始まり上旬は順調な入荷が見込まれる。中旬以降、田植え等があり入荷減の見込み。Lサイズ中心の入荷。玉揃いが良く玉締りも良い。べと病の発生が一部見られる。