MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。2月~3月の低寒波と干ばつの影響により少ない出荷量で推移したが肥大も進み回復傾向。2L中心の出荷となる見込み。出荷量は、前年並みの見込み。
トマト
作柄概況・販売見通し
埼玉県:生育状況は、良好。玉流れはL・M中心の予想。相場は西南暖地の状況によるがある程度落ち着いた相場になる予想。数量的には4月中旬以降ピークを迎える予想。出荷量は、前年並みの見込み。
静岡県:作付け面積は、昨年同様。長段取りの生産者については小玉傾向の作柄。植替えの生産者、春トマトについてはL玉中心で生育は良好。4月中旬より出荷となり下旬については増加の見込みとなる。関東産、九州産についても4月下旬より増加の見込み予想の為4月上旬、中旬については堅調な販売展開が予想される。下旬より荷動きは弱くなる見込み。
熊本県:作付け面積は、前年並み。12月中旬頃の過日照や、2月から3月上旬の低温の影響で3月中下旬から4月上旬まで着色遅れもあり減少するも気温上昇とともに4月中旬にかけピークを迎える見込み。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県:加温物は重油の高騰で作付け面積が約2割~3割程度減少している。加温物の作付け面積が減少している分無加温物の面積は増加傾向である。天候、気温の影響により入荷量は増減する見込み。
鹿児島県:気温の上昇と伴に数量も増加が見られる。生育は良好である。昨年は3月の低温で4月の入荷が少なかったが、本年は例年並みの出荷数量が見込まれる。関東産、高知県産、宮崎県産も含めて数量が増加見込みの中2月、3月と高値での販売が続いた為4月は苦しい販売環境が見込まれる為単価を下げての販売が続く見込み。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年を上回る見込み。気温が高目に推移した為、生育はやや早~平年並み。春ネギ主体の出荷も上旬は秋冬ネギの残量もある為厳しい販売状況が続くと思われる。作柄についても秋冬ネギ同様順調傾向。
レタス
作柄概況・販売見通し
茨城県:作付け面積は、前年並み。気温が高目で推移し、その後降雨もあり、干ばつ気味だったのが解消されて2L・L中心で増加傾向。だが下旬にかけてネギの作付けに替わる為少々傾向見込み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
茨城県:加温作については重油の高騰のあおりを受け生産者減少。例年に比べ数量は落ち込んでいるが無加温作に切り替えた生産者も少なからずいる為全体的に見ると例年と変わらないと思われる。
埼玉県:今年度は資材の値上げ、肥料の高騰、重油の値上げで加温タイプから無加温への作型移行により4月から5月の出荷量が昨年より多く見られる。ピークは4月上旬から5月のゴールデンウィークとなり例年より厳しい販売も予想される。産地の要請によりキロ単価300円での販売計画。
千葉県:作付け面積は平年並み。2月以降日射量の増加に伴い生育は順調で昨年より多い出回り。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
群馬県:作柄は平年並みの見通し。若干、干ばつ傾向であった為出荷量が減少する場面があるかと思われる。販売見通しは200gFGで4月前半は80円~100円。後半で90円~100円の見込み。
岩手県:3月定植時期も例年並み。高齢化により生産者は減少。作付け面積も前年の95%。生育については雪が少なく気温の上昇も早い為生育は前進傾向で進んでいる。出荷は4月中旬、下旬より数量がまとまり次第始まってくる。販売については、関東産中心の販売が続く見込み。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
千葉県:4月中旬からマルシンキャベツに移行。日量30,000ケース~50,000ケース程度の出荷見込み。
愛知県:日量30,000ケース~50,000ケースの出荷。新春系のキャベツが増加。冬系は4月いっぱいを目安に切り上がる。5月からは初夏キャベツに移行。
神奈川県:愛知県(日量10万ケース)。千葉(日量2万ケース~3万ケース)主力の入荷である。神奈川県産は3月中旬より日量1万ケース前後の出荷となる。作柄は1月、2月の低温、干ばつの影響により若干遅れ気味であったが、現在においては回復傾向となり平年並みの出荷が見込まれる。また、4月上旬よりピークとなり量販店中心に春商材として本春キャベツの引き合いは強まる。単価は、L1,200円~1,500円の販売が予想される。
春はくさい
作柄概況・販売見通し
茨城県:播種から定植にかけて天候不順等はなく順調に進んでいる。寒暖差が厳しいが春らしく適度な水分、陽気もあれば良好な出荷が望める見込み。出荷については4月上旬頃から始まる見込みであり、ピークについては下旬~5月上旬となる見込み。販売については本県産の秋冬がほぼ終了になり終了については不安定となり堅調な販売となっていくと思われる。春作との切り替え時に多少の端境となれば引き続き堅調な販売となる見込み。
にんじん
作柄概況・販売見通し
徳島県:作付け面積は、減少するも播種、定植葉は順調に進み2月は低温であったが平年並みの出荷スタートとなる。4月に入るとピークを迎え前進出荷が見込まれる。昨年より4月期の出荷量は多い見通しとなる。
なす
作柄概況・販売見通し
栃木県:着果状態も良く気温も高めである為やや前進した出荷が前半見込まれる。中旬以降はやや落ち着いた出荷が予想される。販売見通しについては関東の春茄子、高知県産茄子、西南暖地の長ナスと量も増加してくる為厳しい中での販売が予想される。
福岡県:3月上旬からの増量は一旦ピークを迎え数量も落ち着く見込み。着果負担から樹勢が弱っているが徐々に回復してきている。品質も3月中旬、細果や曲がり果が多く下等級が高かったが、回復傾向である。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
鹿児島県:作付け面積は、前年並み。1月~2月の乾燥、寒波や降雪の影響により青枯病・軟腐病等が発生し突風による茎葉の折損などの被害が見られた圃場があり、上旬は少ない見込み。下旬よりピーク期になる見込み。生育は概ね良好である。
長崎県:ほぼ天候などの被害はなし。中旬以降の出荷見込み。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
北海道:作付け面積は、前年並み。収穫終了。系統取扱い計画19,00t。残量も少なく減少傾向。サイズについてはL大中心の入荷となる見込み。
鹿児島県:作付け面積は、前年並み。1月~2月の低温、干ばつにより生育が若干遅れ気味だが、3月中の気温、降雨により回復傾向。生育自体については概ね良好。べと病・アザミウマ類等の発生が見られ、定期・臨機防除で対応している。