市場だより

MARKET

2023年1月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2023/01/05

だいこん

作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。生育は順調。生育期間中の降雨などの病害の発生が懸念される。下旬に入ると2L比率が落ち着く。
神奈川県:作付け面積は、前年をやや下回る。作柄については12月の冷え込みもあり生育については若干の遅れも見られる。数量については保合となる。販売については冷え込みもあり堅調な販売見込みである。

 

トマト

作柄概況・販売見通し
埼玉県:年明けから出荷開始見込み。今年度から新品種が採用されA品率またL玉率の割合が高くなると考えられる。生育状態も良く2月にかけて増加見込み。出荷日は1月上旬~中旬にかけて週3回出荷予定。1月後半にかけて出荷量が増えてくれば連日出荷になる予想。
静岡県:年内着色良好だった為着果負担になっている為1月下旬頃の着果が例年より少ない見込み。1月中旬まではL玉中心の出荷となり順調。販売は、量販店については鍋商材中心の売り場構成でトマト売り場縮小により荷動きは良くない環境が続く。厳しい販売見込み。
熊本県:作付け面積は、前年並み。作柄良好。面積の減少と燃油高まりでハウス内の施設温度が控えめ予想。出荷量に影響が出る販売は昨年多かったが上記の見込みで平年予想。

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
鹿児島県:着果数量は前年並みで生育は順調。安定出荷が見込まれる。販売については関東茨城県産からの切り変わりで高知県産・宮崎県産・鹿児島県産中心の販売展開厳寒期になり出荷量は各産地共に大きな山もなくダラダラとした出荷が予想される。

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
栃木県・群馬県:
作付け面積は、前年並み。11月の温暖で、安定した天候が続いた影響で太物の比率が高く、作柄は良好となっている。今後、気温の低下に伴い病害の発生が懸念される。12月中旬~下旬に出荷最盛期となる見込み。
千葉県:初荷は入荷少なく連休後から増量見込み。昨年同様2Lの発生比率が多くなる予想。寒さ等の影響があれば葉の状況や太りが悪くなると予想数量より減少する可能性が有る。単価についても平年並みを予想するが高値になる可能性もある。

 

レタス

作柄概況・販売見通し
静岡県:作付け面積は、前年並み。病害虫の発生はない。11月に前進したことから12月中旬以降小玉が増加。12月中旬から気温が下がった影響により1月上旬まで少ない。中旬以降増加見込み。
福岡県:低温が続き1月上旬まで小玉傾向。中旬以降増加見込み。出荷量は、前年を上回る見込み。

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。10月の曇天・低日照の影響により生育はやや遅れているが、回復傾向であるが、気温の低下に伴い生育は鈍化してるが順調出荷。下旬頃徐々に増加見込み。
茨城県:栽培にかかるコストが例年より高い為例年に比べ出荷スタートが遅れているが比較的に天候が安定している為影響はあまり無くピークは例年通り1月下旬~2月上旬の見込み。
宮崎県:年内は寒さの影響と前進的な出荷もあり12月中旬~12月下旬は出荷量が減少し相場が浮上した。年明けは樹勢回復傾向により天候が安定し、寒暖差が少なければ増量傾向となり平年並みの相場見込みとなる。

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
群馬県・埼玉県:作柄は天候が例年並みに安定している為、安定した出荷になる見込み。11月~12月初めまでに若干漸進した出荷がだった為その分やや出荷が減少するが1月上旬~中旬にかけては増加する予想。販売見通しは1月の前半は130円~160円。後半は100円~130円前後の見通し。
千葉県:作付け面積は、前年並み。気温が高めに推移している為、上旬・中旬は順調だが前倒しの懸念。出荷量は、前年をやや上回る見込み。

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。気象災害や、目立った病害虫の被害もなく生育は順調である。日量15000ケース~30000ケースの出荷。年内やや前進気味の出荷となったが年明け寒波の影響受け出荷量若干停滞の見込み。
愛知県:作付け面積は、前年並み。生育初期に降水量が少なかった為やや生育が遅れている。8玉中心の出荷。冬7割。春3割程度の割合での出荷。出荷量は、前年をやや下回る見込み。

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
茨城県:年明け後も玉の大きさは変わらす4玉中心となる見込み。数量については春作の作業も始まり日々不安定な出荷数量となる。販売については冷え込みもあり堅調な販売見通しとなる。

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。播種時の大雨の影響で一部圃場で発芽不良、欠株が見られるが生育肥大期の気温が高く降水もあったことから肥大は良好。年内生育順調の為1月もL~2L中心の入荷見込み。

 

なす

作柄概況・販売見通し
栃木県:新品種を導入している生産者が一部厳寒期に入り生育にかなり遅れが散見されている。1月中旬頃に増量見込み。出荷全体としては生産者も減少、面積も減っていることから前年比の9割の出荷を見込んでいる。
高知県:資材費燃油の高騰により例年と比べて少ない見込みである。天候次第ではあるが年明け荷物は多少あるが例年通り数日で減少。相場も昨年より高値で推移すると見込んでいる。

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
北海道:作付け面積は、前年並み。正品率悪く計画より下回る見込み。L~LM中心の入荷。
鹿児島県:11月上旬・中旬干ばつだったが、その後適度な降雨により順調な生育。玉つき良好。やや大玉傾向の見込み。12月~1月に寒波(雪・霜)等により変化。

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
北海道:作付面積は、前年並み。系統取扱い1月出荷。4万2千t。前年比148%の出荷計画となっている。L大中心の入荷見込みとなっている。出荷量は昨年よりかなり多い見込み。出荷量は前年を、かなり上回る見込み。

 

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