MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。生育が進んでいたところ、昨年末以降の低温干ばつにより生育が遅れている。ハウス大根(被覆)中心に出始まる。比率は、2Lよりになる。価格は2L900円~1,000円。Lは1,000円~1,100円の見込み。
神奈川県:作柄・生育については順調であり、数量に関しても例年通りとなる見込み。等級流れについては1月・2月の冷え込みもあり、天候にもよるが2LよりLメインとなる見込み。販売については、関東産メインになるので堅調な販売となっていく。
トマト
作柄概況・販売見通し
埼玉県:作柄は寒さの影響により3月前半の玉流はLからMへの玉流れにシフトしてきている。その為箱数は減少傾向になる可能性がある。相場は西南暖地の状況にもよるが少ない状況が続けば値上げの展開になると考えられる。
静岡県:出荷量は大きな山がなくダラダラとした出荷が予想される。玉流れはL玉中心から中旬~下旬にかけて小玉傾向となる予想。栃木県産・埼玉県産の春トマトと熊本県産の数量L大で相場が左右されていくと思われる。
熊本県:暖冬傾向であるものの1月の低温と害虫の影響もあり2月~3月角張果及び小玉果の発生が懸念される。販売面では春商材としての売り場拡大もあり昨年より1割少ない見込み。荷動きも良好予想。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県:JAなめかた、しおさい波崎温室ピーマンについては、天候気温によるが順調な入荷見込み。袋50%バラ50%の出荷比率。春物ピーマンについては、2月中旬頃から出荷が始まり3月中旬頃から少しつづ増加見込み。
鹿児島県:生育は順調なことから安定した出荷量が続く予想。袋AM中心の出荷が見込まれる。茨城県産の春ピーマンの出荷量が増える予想。西南暖地(高知県産・宮崎県)の安定出荷が見込まれる中、相場については軟調な状況が予想れる。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
千葉県:1月2月同様フトの発生が多く秋冬ネギについては3月20日頃終了。春ネギは21日出荷から始まるが作柄については秋冬ネギ同様フトの発生が多い状況の中単価については前年が不作傾向の中高値で推移したが本年度については平年比と比べても安値基調で推移する予想。
レタス
作柄概況・販売見通し
茨城県:作付け面積は、前年並み。定植後からの寒さの影響と、年明けからの低温・乾燥・干ばつの影響で例年より小玉での出荷と、圃場での病害もあり少々、少なめで出荷終盤となってくると思われる。
静岡県:作付け面積は前年並み。定植時の低温があり、出荷が遅れ気味であるが天候によっては3月上旬後から生産者の人数も増えてくることから数量増加見込み。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
茨城県:生産者も出揃い2月上旬に1回目のピークを迎えたが、2月中旬の雪等の天候不順や冷え込みにより伸び悩む。天候さえ回復し、安定すれば3月下旬に2回目のピークが来る見通しである。
宮城県:12月・1月の気温は平年より低かったが、天候良好だったため生育も良く前進傾向の出荷となり2月に入って西南暖地の天候不良が続いたため入荷減で高値で推移した。3月以降天候回復と気温上昇により前年並みから微増傾向で推移する見込み。
埼玉県:JAほくさい地域は高齢化の為作付け面積が前年の90%となり今年度の出荷量はやや落ち込む見通し。JAひびきのは例年より5日~7日出荷が遅かったが、3月に入り前年並みの出荷となる見込み。販売価格はキロ単価300円前後の予想。
千葉県:作付け面積は、前年並み。各作型で生育は概ね順調である。ベと病の発生が見られるが、ウィルス病の被害は前年よりも少ない。価格は、AS(52本)1,800円で推移する見込み。やや太モノに流れが変わると思われる。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
埼玉県:作付け面積は、前年並み。低温と乾燥により生育がやや停滞している。ベと病の発生が見られるものの生育は順調。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
群馬県:作柄は12月~1月の干ばつ傾向の影響で露地物の出回りは少なめの見込み。ハウス物については平年並みくらいの出荷となる見通し。販売見通しについてはFG200g80円~120円くらいの間で推移していく見込み。前年は数量増、単価安の傾向だったが今年は昨年ほどではないと思われるが、数量増、単価安となる予想。
茨城県:3月上旬~中旬より春物の出荷が始まるも、1月~2月の低温や干ばつにより作況はやや遅れ気味となっている。ピークは4月の上旬が見込まれる。販売は数量は前年並みではあるが、コロナ禍の中特売やイベントが計画しにくい事により単価は1割安が予想される。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。寒さの影響で生育が遅れているほか、一部で凍害による腐敗病が発生している。低温干ばつにより小玉の量が多い。2月上旬から降雨、気温次第で増量。JAちばみどり、銚子で日量3万~5万ケースの出荷見込む。
愛知県:作付け面積は、前年並み。11月に定期的な雨があった為生育が早い。低温干ばつにより小玉の量が多い。2月上旬からS。降雨次第で増量見込み。JA愛知みなみで日量5万~7万ケースの出荷見込む。
神奈川県:早春系から春系の切り替わりの時期となるが、愛知県主力の入荷となる。三浦についてはグリーンスタートから来春に移行するが本年は3月中旬より出荷となる。本年は低温及び干ばつによりやや生育が遅れているが、今後の天候次第で状況は変化する。また、愛知県産の残量との販売が重なる為単価は前年の1割安が見込まれる。
はくさい
作柄概況・販売見通し
茨城県:圃場によるが6玉の割合が高くなってきている。春の作業もあり数量は落ち着いた出荷となる。2月の降雪・降雨による被害はないが今後の品質に注意していく必要がある。販売については、数量も多くないことにより軟調な販売見込みである。
にんじん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。地上部が枯れ上がったため根部の肥大は抑えられてきている。太物の発生は前月より少なくなる見込み。2月の降雨・降雪により収穫遅れが見受けられるが平年の収量期を向かえる見込み。L中心の出荷量が続く見込み。
なす
作柄概況・販売見通し
福岡県:2月中旬、昨年に比べ出荷量はぼ変わらないがやや少ない傾向。増加見込みであったが雨・曇りが続いている為日照足らず微増の傾向となっている。3月に1つ目の最盛期になる見込み。単価は横ばいから下げの方向で予想している。
高知県:作付け面積は、前年並み。着花状態も悪くなく気温の上昇に伴い出荷量も増加する見込み。朝晩の冷え込みト天候にもよるが上旬はまだ出荷量に波があるが、中旬・下旬にかけては安定してくる。
栃木県:朝晩の冷え込みがまだ厳しいことから数量は不安定ではあるが、日照も時間も延び気温も上昇してくることから徐々に出荷量は増加する見込みである。販売については、量販店中心で高騰での販売は厳しい環境ではある。相場は昨年よりも安価を予想する。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
北海道:作付け面積は、前年並み。収穫終了。残量少なく平年より早く終了する見込み。
鹿児島県:作付け面積は、前年並み。生育順調。2月の降雨が多い為病害の発生が心配される。2L・L中心の大玉傾向である。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
北海道:作付け面積は、前年並み。収穫終了。系統取扱い数量3月2万1千t。前年比50.1%の出荷計画。前年と比べ小玉傾向でL小中心の入荷見込み。
静岡県:作付け面積は、前年並み。定植・生育については順調なものの年末からの冷え込みで玉肥大が止まり、収穫進まず。
佐賀県・熊本県:現況極早生については順調な生育。昨年に比べ平均気温が低く若干生育が遅れている。