MARKET
※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります
だいこん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付面積は前年並み。年内からの寒波で出荷・生育が落ち着く。畑はL中心の出荷で数量もかなり減る見込み。マーケットは引き続き強めか。露地作については、低温・干ばつの影響で生育速度が遅くなってきていることに加え、出荷調整により収穫の遅れが一部発生している。
神奈川県:安定した生育となっており、潤沢な数量出荷が見込まれるが、1月の低温・乾燥の影響により等級流れについては、2L中心からLの割合が若干高くなっていく見込みではある。また、2月中旬頃より春大根の出荷もスタートしていく。春大根に関しても数量安定した出荷見込みである。販売についても軟調な販売が続くと思われる。
トマト
作柄概況・販売見通し
埼玉県:北川辺産については、2月から連日出荷になる予定。玉流れは、M・L中心の出荷予定。S玉が少ない為アイテム物の数量が少ないと考えられる。価格は4K、A品で1,500円辺りを予想しているが、熊本産の出荷量に応じて価格変動すると考えられる。
静岡県:年末により、厳しい寒波が続いている為着色に遅れが見られ、1月は大玉傾向2L・L中心の出荷となったが、徐々に小玉傾向になってくる見込みで減少していく予想。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
熊本県:作付面積は、前年並み。11月に増量し着果負担の影響が表面化し、減少見込み。12月まで、好天に恵まれ生育は平年並みで推移。1月下旬から減り2月は昨年並みに減少予想。L中心からS・M中心になる為より箱数が出ない。
ピーマン
作柄概況・販売見通し
茨城県:温室ピーマンは12月中旬頃から出荷がはじまり、1月は低温等によりやや着果負担による花落ちがあり出荷量は前年よりやや減少した。2月は温度もやや上がってくる見込みで、天候も良ければ出荷量も回復してくると思われる。
鹿児島県:年内からの寒波の影響を受け年内前進出荷もあり生育も鈍くなる見込みでは出荷量も減少してくる。バラ3割、袋7割の出荷となる。年明けより相場の回復が見られ高値で推移しており、出荷量も増えてくる見込みがないと思われる中では、堅調な販売が続く。
ねぎ
作柄概況・販売見通し
栃木県:生育不良や遅れが見られた。一部の圃場も回復傾向にあり、全体としては横ばいからやや増量の出荷見通し。肥大も順調となり、L〜2L中心の出荷見通し。出荷量は、前年をかなり上回る見込み。
千葉県:1月も乾燥や寒さ、風の影響があり葉の枚数の確保が厳しく太りも悪い。また下等級の発生が多くなっている。2月については回復する傾向にあるが数量的には前年より少ない見込み。単価については前年より高値予想。
レタス
作柄概況・販売見通し
静岡県:作付け面積は、前年並み。10月下旬のものを収穫中。天候と気温で少々変わるが例年より乾燥気味と朝・晩の低温もあり、やや小玉傾向。2L中心からL中心になる見込み。生育は順調。
福岡県:低温で遅れ気味。1月中旬から大玉のところ、2月上旬からL〜2Lに変わってくる。出荷は順調である。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
茨城県:作付け面積は、前年並み。寒波の影響により、生育遅れが見られる。早いハウス物が上旬少々あり、トンネル物は中旬・下旬から出荷見込み。天候と気温で変わるが概ね順調で例年並み。
きゅうり
作柄概況・販売見通し
茨城県:常総ひかりについては、1月中旬頃出荷スタート。北つくばについては、1月上旬スタート。両産地共に2月中旬までは数量安定しないが下旬〜3月中旬には例年通りピークをむかえる見通し。
埼玉県:1月中旬より定植が始まり、2月中旬からの出荷予定。作付面積も例年並みの出荷を予定していたが、1月に入り低温により土温が低い事から生育は例年より遅れが見られる。予想価格はA2,300〜2,500円 B2,000〜2,200円。
千葉県:作付け面積は、前年並み。低温の影響で実の肥大がやや遅れている。乾燥・干ばつ・寒波が懸念されるが、日照は引き続き良好。作況も悪くない。価格は昨年の品薄に比べ低迷続くか。
宮崎県:作付け面積は、前年並み。1月まで順調出荷だったが、低温と成り疲れ等が懸念され、平年より出荷量は少なくなる見込み。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
ほうれんそう
作柄概況・販売見通し
群馬県:作柄は、少雨・干ばつ傾向の為、露地物を中心に少なめの見込み。ハウス物は、ほぼ平年並みの出荷となる見込み。販売見通しは、FG200g袋入で80円〜120円あたりで推移する見込み。
埼玉県:作付面積は、前年並み。JAいるまの産、里芋からレン草、みずな、小松菜へシフト現在低温の為伸びが悪く2月以降、前年並みの入荷予想。平年並みの気象に戻れば平年並みの出荷が見込まれる。
千葉県:作付け面積は、前年並み。寒波によりやや生育は落ち着くが、M束中心の出回りか、出荷量は昨年より多くなる。販売はややおとなしくなるか。出荷量は、前年をやや下回る見込み。
キャベツ
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。概ね順調に生育しているが、急激な気温低下により葉先にアントシアニンの発生が一部で見られる。JAちばみどり・銚子は乾燥により、生育は停滞。日量1〜2万ケース程度の出荷を見込む。
愛知県:作付け面積は前年並み。台風等の気象災害がなく作柄が良い中で、低温・少雨・乾燥により、冬品種を中心に一部生育遅延気味。JA愛知みなみは乾燥・低温により生育は停滞。日量2〜3万ケース程度の出荷見込む。
はくさい
作柄概況・販売見通し
茨城県:数量安定、品質良好。秋冬はくさいに関しては2月も問題なく出荷が続く見込みである。3月中旬頃より春はくさいの出荷スタートする。今のところ生育等は問題なく進んでいる。販売については、引き続き数量に関しても問題なく出荷見込みとなっているため相場については軟調な動きとなっていく。
にんじん
作柄概況・販売見通し
千葉県:作付面積は、前年並み。寒波の影響により圃場が霜等で午前中の収穫が困難であれば出荷量が増えない見込み。平年であれば1月より増加見込みである。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
なす
作柄概況・販売見通し
栃木県:着花状態も良く、概ね生育は順調である。1月中の冷え込みと天気次第では昨年同様上旬が少なく中旬から増加してくる見込みである。荷動きとしては昨年よりもやや高値で推移すると予想される。
高知県:作付け面積は、前年並み。概ね生育は順調。3P・5P・バラを中心とした出荷で、商系については5P中心。園芸連については3P中心の出荷となっており、一昨年並みの出荷量を見込んでいる。出荷量は、前年をやや上回る見込み。
ばれいしょ
作柄概況・販売見通し
北海道:作付面積は、前週並み。収穫・貯蔵作業は終了し、貯蔵物からの出荷となったが、残量が少なく、週間5t〜10tの入荷見込み。きたみらい、前年3月末まで入荷あったが、今期は2月末で終了見込み。
鹿児島県:作付面積は、前年並み。作況悪く、前年に比べると2割減の見込み。12月の下旬の強風また、塩害により被害があり、今後回復に期待するも、減少が見込まれる。出荷量は、前年をかなり下回る見込み。
たまねぎ
作柄概況・販売見通し
北海道:作付け面積は、前年並み。収穫・貯蔵作業は終了し、今後は貯蔵物からの出荷となる。系統取扱計画、生食40,000tで前年比97.2%の出荷計画。L大中心の入荷見込み。
静岡県:2月出荷計画、4,263tで前年比101%の計画。L中心の入荷見込み。出荷量は、前年をやや上回る見込み。