東京千住青果株式会社について

だいこん

作柄概況・販売見通し
北海道: 作付面積は前年並み。JAようていは順調な定植と生育見込み。6月上旬の乾燥傾向が懸念される。
青森県: 作付面積は前年並み。5月～6月の低温と日照不足の影響で生育はやや遅れ気味ではあるが、天候回復に伴い、平年並みとなる見込み。出荷量は前年並みの見込み。

トマト

作柄概況・販売見通し
青森県: 播種時期は低温でありましたが、5月に入り昼気温高推移で順調生育中です。6月1日で早いもので4段開花で6月20日頃出荷開始予定です。本年産生産面積の減少があり、昨年より入荷減少見込みです。
岩手県: 早植え作型は4段から5段開花。着果は良好で肥大も良く順調に生育しています。L玉中心大玉傾向7月から徐々に出荷人数も増えて中旬頃には数量が安定してくる予想です。九州・西南暖地の出荷の終盤と春トマトの関東産地も数量が減少していく見込みの中、東北産地への切り替えもあり、販売は堅調となる見込み。
栃木県: 例年並みからやや早めの出荷見通し。LからM中心の出荷で病害虫の影響はほぼない。
埼玉県: 北川辺産は終了期で7月10日終了予定。S中心の玉流れ。
福島・山形県: 出荷が7月中旬からメインに始まる見込み。

ピーマン

作柄概況・販売見通し
今期に関しては7月までの出荷となることから早めに切り上がりになる。それに伴い、中旬以降ではSの量が増えると思われる。上旬に切り上げる方が多い。ピークも過ぎ、切り上げる方もいることから出荷量も伸びずダラダラとした出荷量になると思われる。梅雨明け後天候にもよるが暑くなってくると思われますのでやけど果の発生が多くなると思われる。

ねぎ

作柄概況・販売見通し
栃木県: 昨年より、人数、面積共に増となっている。現在の作況は病害ほとんどなく順調。8月下旬～9月に最盛期の見込み。
茨城県: 岩井は前進化していて2L・L級の発生多く、60%が2L級の太物中心から夏扇に変わり細めになってきた。M・S級の発生が多くなる。日量27,000～28,000c/sの連日出荷でピークです。結城地区も作柄が変わり細めになっている。日量400～500c/sの出荷見込み。

レタス

作柄概況・販売見通し
作付面積は前年並み。前進傾向で6月から出荷スタートした。その後天候によりやや足踏み状態。雨は少々あることから今後の天候、気温で上旬に数量増加が見込まれる。出荷は2L・L中心である。中旬以降高温障害も予想される。

きゅうり

作柄概況・販売見通し
秋田県: 5月の天候良く、気温も高かった為やや前進出荷を見込んでいたが、6月に入ってから朝晩の気温は低い為例年並みの入荷見込みで作柄は悪くない。
秋田・福島県: 今年の夏は例年より天候が良く気温も高く生育順調。7月上旬以降は露地胡瓜が出荷。7月連休にはピーク見込みとなり潤沢な出荷となる。作付面積は高齢化の為横ばい見込み。
青森県・岩手県: 宮崎県産切り上がり、関東抑制作についても出荷終盤、東北産地への切り変わるも、主産地の梅雨入りにより曇天長雨が予想され相場は堅調に推移する見込み。東北産地のピークが海の日以降となる可能性あり、海の日以降の売り込み強化が必要となる。

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
栃木県・群馬県: 作付は平年並みなので、大雨や気温の乱高下などの生育にダメージを与える様な天候にならなければまずまずの出荷となる見込みです。販売見通しはFG200g150円～130円の見通しです。
岩手県: 気温・天候によって生育状況は変わりますが、現在は生育順調で病害虫も見られていない。安定な出荷ができる予想です。関東の露地物が気温の上昇に伴い、品物が悪くなってくる。北海道・東北産地への切り替えの中販売は堅順の予想。

キャベツ

作柄概況・販売見通し
岩手県: 前年より1週間早く6月末より出荷予定。L中心だが、10玉も出荷があり安定的になる。作況は良好で品質も価格予想もL1,000円、M800円希望。
群馬県: 平年より1週間程度前進傾向。L8玉中心の出荷。7月下旬には最初の最盛期となる見通し。

はくさい

作柄概況・販売見通し
作付面積は前年並み。生育は概ね良好だが、6月10日頃の雹被害がどこまで出るか現在調査中。春先の高温により前進傾向だったが、5月上旬の低温により平年並みとなった。出荷量はやや多かった前年並みで平年並み予想。

にんじん

作柄概況・販売見通し
青森県: 作付面積は前年並み。上旬はトンネル栽培の人参が出荷され順調な生育。中旬以降は露地栽培に変わり今後は天候により玉流れが変わる。
千葉県: 作付面積は前年並み。非予冷地区は上旬には終了する。予冷地区は中旬頃までピーク期である。L中心の2L、Mやや大玉傾向で推移。

なす

作柄概況・販売見通し

茨城県：本作は作柄順調であり若干前進傾向となっています。天候も安定していた為A品率の発生が高い見込みです。又夏野菜の代表でもある茄子の売り場面積も拡大されると亜も割れる。
群馬県：関東県栃木県、群馬県を中心に茨城県、埼玉県、東北産地の出回りが中心の販売になってくる。西物も例年より早く切り上がることから他の野菜に影響もあるが荷動きは活発になる見込み。作柄については定植時にある程度降雨もありその後日照もかなりあった為各産地共に順調な生育であることから出荷量も6月下旬～7月上旬よりピークを向かえる産地もある。

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
全体的に作柄良好。大玉傾向です。前年と大きく違い4月以降価格低迷している。北海道、鹿児島、長崎産の販売環境が悪い状態が続く見通し。

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
中晩生種生育良好。L中心の入荷見込み。